べり子
こんにちは。美味しい物を買って来てって頼んだら松茸のお吸い物(カップ)を買ってこられて
そのセンス嫌いじゃないって思ったべり子です。
初めてのデジタル的な思い出とか、当時困った、もしくは知っていればという
ような事をつらつらと書いてみようと思いました。
私のして来た事なので、あぁこういうやり方もあるのねー位で見て頂ければ。
というか説明が下手くそなのですよな。物事をきちんと順序立てて書けない駄目な子です。
生温かく見守ったあと、つっこみをいれていただけると反映されます←
さてデジタルで描き始めた頃、ペンタブはありましたが線画はアナログで描いてました。
まず困ったのは『線画が綺麗にスキャンできない』でしょうか。
ここらは多分『解像度』が問題だったんじゃないかなーと今は思います。
『解像度ってなによ?』
スキャンするときの設定にも合った気がする。既にスキャナーが無いのでうろ覚え←
新しく絵を描こうとする時に、絵のサイズの選択と一緒に並んでいると思います。
カラーなら300~350dpi位あると良いそうです。
また線だけを綺麗にしようとすると、ゴミとか小さい黒い点があってものすごい苦労しました。
スキャンして取り込んだ上で線画以外の所は透明化させたかったからです。
選択しても線画の上にちょっとはみ出したりして、線画に重なって上手く塗れないからです。
当時はここらに時間がかかってましたねぇ(-w-
線画以外を透明な状態に出来たら、下にレイヤーを置いて色塗りが出来るようになります。
今なら、ファイヤアルパカにはレイヤー→『線画抽出』、Saiにはレイヤー→『輝度を透明度に変換』という
機能があるのでここらを使うとアナログからの線画起こしが楽だと思います。
昔これ欲しかったわ……orz
この絵は左のを一度Jpgで保存した後、『輝度を透明度に変換』して右に置きました。
色塗り企画等で透過されてないJpgを保存して使う場合は大変便利です。
あとスキャンして画像をPCで見ると思うのは『画像でっかい』だと思います。
A4サイズの解像度350だと 横ピクセルが2893、縦ピクセルが4092。
PCの画面で見ると大きいし重いし、これどれくらいの大きさにしたらいいものやらと最初は悩んだものです。
現状は2000前後の大きさで描いて600前後の大きさにします。
理由は荒が消えるからですよ……。
若干隙間や荒い所があっても小さくしてしまえば無問題!
縮小マジックで綺麗に見えます。
あとはあまり大きい画像でアップロードすると重いのもありますが、あまり大きい画像を綺麗な画質であげると、
無許可で勝手に印刷されて使われてしまう事もあるんだとか。
上手い人は大変じゃのう(・w・
私のは綺麗に仕上げてあるなと思っても、思ったより原画は綺麗じゃないです!!(威張るな
でも印刷するわけじゃないし、ネット上で綺麗に見えたら十分ですという心持です。
イラストソフトに関してはフリーソフトを試して合えばそれでよし、多機能を望めば販売しているイラストソフトの
講座や機能説明を見て、価格などを比較して買えば良いんじゃないかと思います。
○個人的な使用感○
クリップスタジオ
まず『重いなこれ』と思いました。
線画はそこそこ描けるんですが、単にSaiでカスタマイズした筆が私に合ってるようでSaiのが使いやすいです。
機能はいろいろあっておもしろいなーと思いました。慣れたら便利そう。
ただやっぱり重さがネックな気がします。うちのPCさんでは耐えられない感。
ファイヤアルパカ
線画がちょっと上手く描けなかったです。滑らかさが足りない?(-w-
ただ無料であることを考えると、かなり使いやすい+機能も充実しています。
Saiは文字入れとか図形入れが出来ないのでこちらでやるのもいいかなと。
イラストソフトにお金をかけたくないのなら、選択肢としてかなり良いと思います。
Sai
私はSaiを使っていますが、結構カスタマイズをしているので自分にとって使いやすい状態になってます。
トーンとかも貼れますし、色んなパターンやらテクスチャも入れてます。
Sai+初心者講座でグーグル先生に尋ねると、とても丁寧に解説してくれているサイト様もあるので、
色々機能を確認してみたい人は調べてみるといいかもです。
図形は描けないんですが、Sai2になると利用できるようになるようなんで楽しみです(・w・
上記3つのイラストソフトには『レイヤー』『自動選択ツール』『(不)透明度保護』『クリッピング』
の機能はあります。
他のフリーのイラストソフトなどは試したことがないんで解らないです!!←
ついでに現状の私の塗り方で最低限必要な機能としては
『レイヤー』と『自動選択ツール』と『透明度保護(不透明度保護)』か『クリッピング』
これだけあれば何とかなると思います。
え。もっと色々してるだろうって?そこまで解説したら長くなりすぎんだろ。というわけでカット。
慣れたら調べて下さい。乗算とか発光とかスクリーンとかオーバーレイとかグロー効果とか。
前にやったかなり適当お絵描きメイキングはこちら。
線画の下に『レイヤー』を置いて、『自動選択ツール』で塗りたいところを選んでバケツで塗りつぶし、
『透明度保護(不透明度保護)』か『クリッピング』をして影を付ける。
作業としてはこの繰り返しです。
『レイヤー』
レイヤーって何? と聞かれたら……透明な紙かな。
1人全身絵だと時々結合しちゃうのですが、大体最終的には70レイヤー位でフィニッシュです。
『自動選択ツール』
これは塗りたい場所をはみ出さずに簡単に塗る方法です。所謂バケツ塗りに使います。
ただし、塗りたい場所がきちんと囲まれていないと駄目です。
レイヤーの良い所は色分けをして塗ると、あとで『違う色にすれば良かった!!』と思ったら
すぐに変えられる所です。
ただしあんまり多くすると重くなります。
あときちんと名前をつけないと何処にどの部分を塗った物があるか解らなくなります。
うっかりつけ忘れると大惨事です。
あれ、マントはどこだっけ? 服の白い部分どこにある?! などと慌てて探す羽目になります。
よくやります←
自動選択ツールは選択した場所を一気に塗れるのが良いのですが、
きちんと閉じていないと選択できないので、隙間があるとその都度隙間を埋める必要があります。
SAIの選択ペン超便利。
『透明度保護(不透明度保護)』と『クリッピング』は似て非なる機能です。
『透明度保護(不透明度保護)』は塗った所以外は塗れなくなる機能。
『クリッピング』は塗った所の上にレイヤーを置いて使いますが、下の塗った場所以外には
反映されなくなる機能です。
図解
(不)透明度保護は線画の色変えに便利です。
クリッピングは塗った所の上に重ねて使うんですが、重ねても見えないだけなので
いろんな柄とか模様を貼る時にも便利です。
クリッピングの機能はSaiを手に入れてからも随分と長い間知らなくてですね、こんな便利なのがあったなんて……って
知った当時はorzしたものです。
知るまでは自動選択したまま新しいレイヤーに塗ってました。
……長くなった(・w・
どこかの誰かの何かの役に立てばいいなぁ、と思います(役に立たない感
初めまして! こちらも絵はお見かけしています、軍服乙女素敵!!
拙い説明ですがお役にたったのなら幸いです。
クリッピングしたレイヤーは元のレイヤーと結合すると見えない部分も無くなるのですが、他のレイヤーとの兼ね合いで気になるようだったら、自動選択して選択を反転させて見えない部分を編集→切り取りで消してしまうのも有りですよ。
ちなみに「(不)透明度保護」はクリスタのほうだとクリッピングの右の方にある「透明ピクセルをロック」が同じ機能になります。
これはレイヤーを重ねるのではなく、塗ったレイヤーにしか効果がありませんが便利ですよ。
デジタルでのお絵かきも楽しみにしています!